Spray Foam Insulation

発泡ウレタン断熱

発泡ウレタン吹付断熱施工のご案内

戸建発泡ウレタン吹付断熱施工の特徴

何故ウレタンなのか?

  1. ウレタンの施工を行うという事は、断熱施工と気密施工を同時に行うという事です。
  2. シックハウスの原因となるホルムアルデヒドも含まない、環境に優しい断熱材です。
  3. 『ウレタン』は、吹付発泡と同時に対象物に接着するので脱落するなどの心配がありません。
  4. オープンマイクロセル構造により、湿気を透過させる為腐れ等のダメージが少なく、最適な空気環境を作ることができます。
  5. 施工期間の短縮が可能です。
    木造住宅で1~2日で断熱・気密施工が可能です。

グラスウールとの比較


劣化したグラスウール


吹付後の断熱発泡ウレタン


【冷暖房費節減効果】
(モデル:東京都内の延床建築面積)140㎡木造戸建住宅

ウレタン吹付の施工例

自己接着力に非常に優れている為、天井や柱の内側など、他製品では施工が難しい箇所もスムーズに施工ができます。又、施工期間の短縮によりコスト削減・省エネの実現へと繋がります。

柱、間柱に付着したウレタン断熱材を削り、
この工程250㎡を一日で施工終了。

マンション発泡ウレタン吹付断熱施工の特徴

何故ウレタンなのか?

湿気を通さない30倍発泡ウレタン。
      (第四世代HFOフロン・ノンフロン)

コンクリート・ALC板・鉄板など広い範囲の下地に効果的に接着することができる為、ビルや商業施設等、高気密・高断熱の断熱材として注目されています。
又、接着剤を使用して内装剤を直接貼り付けるGLボンド工法にも対応しております。

発泡ウレタン吹付の施工例

自己接着力に非常に優れている為、天井や柱の内側など、他製品では施工が難しい箇所もスムーズに施工ができます。又、施工期間の短縮によりコスト削減・省エネの実現へと繋がります。

吹付け前

吹き付け施工前に現場が吹付けできる状態か確認します。

・セパレーターボルトの撤去
・木コン・セパ穴等は埋め込まれている事。
・サッシ、硝子、額縁の取付け、トロ詰めが完了している事。
・現場に動力(200V)がある事... 等

吹付け

開口部・床・スラブ等の養生を行い吹付け作業開始。
適宜に厚み検査を行いながら吹付け作業を行います。

養生バラシ

厚み誤差が生じている場合には吹き直し、又はカットし規定の厚みに仕上げます。

完了

ピン等で厚みを確認・片付けを行い施工完了!!

共同住宅施工のPOINT

シームレスで下地に対して密着した断熱施工が行える為、内部結露の抑止・高い断熱性能が保たれます。

マンションQ&A

硬質ウレタンフォームは何が優れているの?

プラスチックフォームの中で最も優れた断熱性能を示しています。

硬質ウレタンフォームは独立した気泡の中に熱伝導率が極めて低いガスを閉じ込めているため、他のプラスチックフォームや無機系断熱材に比べて、少ない厚みで優れた断熱性能が得られます。

断熱材の名称 種類 熱伝導率【W/(m.K)】 関連JIS
建築物断熱用吹付け
硬質ウレタンフォーム
A種1 0.034以下 JIS A9526
A種1H 0.026以下
グラスウール 16kg 0.045 JIS A9504
ロックウール   0.038
施工上の利点は?
施工時に発泡するので、隙間のない連続した断熱層を作ることができます。 また自己接着性がある為、複雑な構造物に対しても隙間なく施工できます。
硬質ウレタンフォームの使用可能温度は?

-70℃~100℃位。

原料の配合や補強材を使用するなど施工方法によりー200℃~+150℃位までの使用が可能となります。

硬質ウレタンフォームは何にでも接着できるの?
硬質ウレタンフォームには、他の断熱材料にはない自己接着性という優れた特徴がありますので接着剤を使わなくても、金属・合板・コンクリート等の対象物面に直接発泡することにより、対象物に強く接着した断熱層をつくることができます。
硬質ウレタンフォームに対して水分・水蒸気の影響は?

硬質ウレタンフォームは独立気泡構造のため、水や水蒸気の侵入に対する抵抗は強いと言えます。一般的な住宅・事務所ビル等のような日常生活での使用の場合、水蒸気侵入による熱伝導率への影響は心配しなくてもよいと考えられます。

物質 安定度 物質 安定度
海水 安定 MEK 膨潤
石鹸水 安定 アセトン 膨潤
ベンゼン 安定 酢酸エチル 膨潤
トルエン 安定 スチレンモノマー 膨潤
キシレン 安定 濃硫酸 溶解
ガソリン 安定 濃硝酸 溶解
灯油 安定 濃塩酸 膨潤
塩化メチレン 膨潤 濃苛性ソーダ 安定
アルコール類 膨潤 植物油 安定
四塩化炭素 膨潤 動物油 安定
硬質ウレタンフォームの耐久性はどの程度ですか?
硬質ウレタンフォーム耐久性は、使用条件によって大きく左右されますので一概には答えられませんが、住宅の断熱、冷凍冷蔵庫倉庫等に使用されている硬質ウレタンフォームは既に30年を超えてまだ使用されている例もあります。直接日光や雨が長時間当たると早く劣化しますが、断熱材としての通常の施工であればこのようなことはありませんので、長期間にわたって使用することが出来ます。
難燃性硬質ウレタンフォームは何が違うの?

難燃性硬質ウレタンフォームといわれるものは、用途に応じた燃焼試験を行い、難燃性と判定されたフォームのことを指します。 JIS A 1321の難燃3級試験・発熱性試験(難燃材料試験)に所定の試験体で合格するものを「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」と称しています。 一般的に結露防止の現場吹付には「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」が使用されていますが、火源によっては燃焼しますので火気厳禁等の留意が必要です。

施工密度55kg/㎥に施工した壁パネルに住宅約20年分に相当する振動を加え、沈下実験を行い沈下しないことが認められました。

硬質ウレタンフォームの難燃性はJIS A 9511・9526・1321などで規定された試験によって評価されますが、これらの試験は一定の条件下の元で燃焼性の比較をしているため、必ずしも実際の火災時の危険性を反映したものではありません。 従って、これらの試験に合格したものであっても他製品同様に火気に対する注意は怠らないようにしてください。

ホルムアルデヒドなどの有害物質は含まれていないの?
硬質ウレタンフォームは、「ホルムアルデヒド発散建築材料」に該当致しません。 従いまして、硬質ウレタンフォームは、「シックハウス問題」に関わる使用面積の制限を受けない建築材料として使用することが出来ます。

戸建て Q&A

断熱発泡ウレタンは燃えないの?

非常に燃えにくい材料です。

自己消化性能があるので紙のように火がついて一気に燃え広がったりすることはありません。火をあてると、火のあたっている部分はどんどん炭化していきますが、火を離すと直ちに火は消えてしまいます。 また外部のサイディングと室内側のプラスターボードに挟まれた状態では防火認定も取っています。

結露の問題

結露は壁内の隙間が原因で起こります。

冬季の結露は室内の暖かい空気が壁の中に入り込み壁の中の隙間を通って外気の冷えた空気と触れ合う事で水分化し、結露が発生します。断熱発泡ウレタンは吹付けによる施工の為、隙間がほとんど無く断熱欠損を起こさないので心配ありません。

ホルムアルデヒドなどの有害物質は含まれていないの?
硬質ウレタンフォームは、「ホルムアルデヒド発散建築材料」に該当致しません。従いまして、硬質ウレタンフォームは、「シックハウス問題」に関わる使用面積の制限を受けない建築材料として 使用することが出来ます。
ウレタン断熱材はいつ頃からできたの?
50年程前からあります。マンション等で使われるフロンガスの発泡ウレタンのものから始まり、現在普及している水発泡のウレタン断熱材は15年程の歴史です。